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【断熱リノベ】のメリット

断熱工事は必要?長く快適に過ごせる断熱リノベ

リフォーム・リノベーションをする際、デザイン性や、キッチン・バスなどの設備機器、またはコスト面などを重要視して、断熱工事に関しては優先順位が低い方が多いように感じます。断熱性は体感しないとわからないとは思いますが、適切な断熱工事をすると「夏は涼しくて冬は暖かい」快適な住まいが実現できます。

 

先日、弊社が所属する一般社団法人リノベーション協議会(支部例会)で断熱リノベの勉強会が開催されました。

予算等の面で、家を丸ごと断熱工事するのではなく、部分的な断熱工事をする場合は、下記の通り優先順位をつけて工事をすると効果的という話もありました。

 

1 窓の断熱

2 天井裏の断熱

3 床下断熱

4 外壁面の断熱

 

やはり、住宅の断熱で一番重要なのが窓の断熱です。室内の空気の50%~70%は窓から出入りするといわれていて、断熱効果を高めるには窓が最も重要となります。窓の取替えとなると外壁補修も伴い費用がかかる場合がありますが、内窓の追加工事であれば一カ所数万円の予算で行う事ができます。LDKまたは寝室のみといった家全体ではなく、ひと部屋のみの内窓工事の場合でも、快適さを体感できると思います。

また、断熱性が高い高気密高断熱住宅は、夏は涼しくて冬は暖かい快適さの他にもメリットがあります。

 

光熱費が下がる

家をきちんと断熱すると、密閉性が高くなり外気温の影響を受けにくくなります。そのため冷暖房高率が高くなり、エアコンの稼働を最小限に抑えることができます。

断熱工事をすると初期コストが多少かかりますが、快適性だけでなくランニングコストを抑えることができます。

 

ヒートショック予防

家全体を均一に暖められるため、部屋ごとの温度差が生じにくいメリットがあります。

ヒートショックによる死亡率は交通事故を上まわるという記録もあります。

 

防音性が高まる

気密性が高まると遮音性も高まり、生活音や会話が外に漏れにくくなります。

 

 

さいごに

断熱工事のメリットはいかがでしたか?

気密性が高くなると、湿気がこもりやすくなるデメリットもあります。十分な換気がなされないと結露が生じてカビ・ダニの発生の恐れもありますので、換気計画も合わせてご検討ください。

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