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リノベに最適「フロアタイル」の魅力!

様々な床材がある中、デザイン性・メンテナンス性で評判なのがフロアタイル。

塩ビ系のタイル床剤です。

事務所や公共施設などでもよく見かけるクッションフロアも塩ビ系ですが、厚みがしっかりしていて、石目、木目の質感がよりリアルなのがフロアタイルの特徴です。

 

さて、ではどのような違いがあるのでしょう。

フロアタイルとクッションフロア、それぞれの違いを詳しくみてみましょう。

 

 

感触の違いは?・・・クッションフロアの厚みは約1.8mm前後でクッション性あり。フロアタイルは厚みが約2.5mm前後で硬さがあります。両者とも木目や石目を印刷したものをエンボス(凹凸)加工することによって本物のように模造していますが、フロアタイルの方がより本物に近い見た目と感触があります。

どちらが安い?・・・クッションフロアは一番安価な床材です。フロアタイルはそれほどではありませんが、フローリングに比べると安く仕上げられます。

 

施工のしやすさは?・・・フロアタイルはフローリングの上から貼ることができるので、リフォームに最適です。上張りをしても見切り材(帯状の化粧材)などで段差を解消できます。クッションフロアはロール状で販売されていて、工事の際は床の形状に合わせてカットして施工します。それに対しフロアタイルはピース状なので、一枚ずつパズルのように貼り合わせていきます。ピースの形は様々で、正方形のものや、フローリング調のものは板のように長細い形状になっています。

 

耐水性、耐久性の違いは?・・・塩ビ系床材なので両者共に耐水性に優れ、場所を選ばないとうのは大きな利点。ただし、継ぎ目の少ないクッションフロアに比べて、目地の多いフロアタイルは水が浸入する可能性が残ります。

一方クッションフロアは柔らかいため、重い家具を置くとクッションがつぶれて跡が残る場合があります。また、傷が付きやすいことも欠点。フロアタイルはクッションフロアよりも硬さがあるので、傷も付きにくく丈夫なのです。

お掃除や維持管理は?・・・いずれも、フローリグのようなワックスがけや、畳のような表替えなど特に何も必要ありません。しかも、フロアタイルはピース状なので、傷ついた部分のみ交換することも可能です。ただ、クッションフロアは部分的な交換ができないので、気になる場合は全面張替えが必要です。

 

両者の違いはそのようなところ。そして、フロアタイルの最大のメリットは、豊富なデザイン性です。木目調、石目調、畳調、タイル調などのデザインが豊富にあり、まるで本物のような素材感。

木目調は無垢フローリングのような味わいを持ち、石目調では御影石や大理石の種類も豊富にあります。一見、本物かと見まがうリアルな質感が、フロアタイルの最大のメリットなのです。

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